武者小路実篤 (ムシャノコウジ サネアツ)

Career

経歴

1885年
東京市で生まれる。
1904年
学習院高等学科を卒業し、東京帝国大学文科大学哲学科社会学専修に入学。
1907年
志賀直哉・正親町公和・木下利玄と文学研究会《十四日会》を作る。
1908年
処女作品集『荒野』を自費出版。
1910年
志賀直哉、有島武郎、有島生馬、柳宗悦らと『白樺』を創刊。
1911年
12月22日、白樺同人からロダンへ浮世絵30枚を送り、その御礼に贈られたブロンズ彫刻3点が届く。
1915年
戯曲「その妹」を『白樺』に発表。
1917年
『白樺』10月号で、日本最初の西洋近代美術の美術館設立を提唱する。
1918年
雑誌『新しき村』を創刊。宮崎県児湯郡木城村に「新しき村」を創設。
1921年
「白樺美術館第一回展覧会」を開催。セザンヌ「風景」、ゴッホ「向日葵」等が公開。
自伝小説「或る。男」を『改造』に19回連載。
1929年
最初の個展を日本橋・丸善で開催。
神田猿楽町に実篤個人経営の美術品販売と出版の店『日向堂』を開設。
1939年
埼玉県入間郡毛呂山町に東の村(新しき村)を創設。
1946年
貴族院議員、芸術院会員を辞任。
1948年
新しき村を財団法人とし、理事長となる。
志賀直哉、長与善郎、安倍能成らと共に『心』を創刊。
1951年
文化勲章を受章。
1963年
実篤原作のNHK連続テレビ小説「あかつき」が1年間、放映。
1965年
東京都より名誉都民称号を贈られる。
文壇画壇・出版界有志の発起による。満80歳祝賀会が、上野精養軒で開催される。
1971年
「或る。老画家」50枚を『新潮』に発表、これが小説としての最後の作品となる。
1974年
「蔬菜図」(油彩)を描く、最後の油絵となった。
1976年
逝去。享年90歳。
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