白滝幾之助 (シラタキイクノスケ)
Career
経歴
- 明治6年
- 3月17日、兵庫県但馬国に生れる。
- 明治23年
-
上京。工手学校、更に生巧館画塾に入塾し山本芳翠の指導をうける。
天心道場にて黒田清輝に学び、美術学校に入学する。 - 明治27年
- 第4回内国勧業博覧会「待ち遠し」入選。(褒状をうける。)
- 明治31年
- 東京美術学校卒業。白馬会展に「稽古」出品。
- 明治38年
- 渡米、更に英仏に渡り44年帰国。
- 明治44年
- 第5回文展「老人肖像」「裁縫」により褒状を受ける。
- 大正3年
- 第8回文展「野村氏の像」二等賞受賞。
- 大正4年
- 第9回文展に無鑑査となり「撫子」「収獲」「某氏の像」を出品する。
- 大正8年
- 第1回帝展「ハリス氏像」出品。
- 大正9年
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第2回帝展、「芍薬」「コンデル博士の像」出品。
審査員となり、以後官展にて無鑑査出品をつづける。 - 昭和3年
- 第9回帝展「マンドリーヌ」出品。
- 昭和6年
- 第12回帝展「松翁氏の像」出品。
- 昭和8年
- 第14回帝展「朝霧」出品。
- 昭和12年
- 第1回文展「新緑」出品。
- 昭和15年
- 奉祝展「富士」出品。
- 昭和23年
- 第4回日展「ミス・ムラタの像」出品。
- 明治27年
- 26年度芸術院恩賜賞受賞。
- 昭和28年
- 第9回日展「鶏舎」出品。
- 昭和35年
- 逝去。